ボンクラプログラマーの雑記帳

目を開けたまま夢を見るプログラマーの雑記です。

虐殺器官再考察:ジョン・ポールのことばを阻むことは、(権威主義へ回帰させてしまう力があるからいまは)だれにもできない?

はじめに ギルクラを描きなおすための高専イヤイヤ期を越え、ギルクラを二回書きなおし、それからというものの作家もどきをしつつ、食っていくためにプログラマー兼デザイナーもどき兼システムエンジニア6年目、倉部改作です。最近はオリジナルSF、対暗号通…

スクリプトver3!(演出が)おいしくなってリニューアル!

GWには戦闘機ものluxを書いていて、執筆にはもうこりごりだよ〜と思っていた倉部改作です。なんだって本当に毎回毎回新しいことを覚えなきゃいけないのか。なぜそしてそうでないと自分が納得できないのか。自分の世界の最大の謎です。 で、流石に休もうと思…

鋼鉄の翼の天使: luxのプロジェクトがスタートします

今回の長期休暇の十日間。通称地獄のn日間は晴耕雨読ならぬ、晴読雨読の日々を私は過ごしていました。寝ても覚めても積読を崩す日々です。 会社の仕事の影響でIT周りの本ばかり読んでいて全然時間が取れていなかったので仕方のないことですが、実質8日間ずっ…

スクリプトver2.0が完成しました〜

街がクリスマスイルミネーションに包まれるなか、私は足を引きずって病院に向かいました。 昨晩に足の小指をタンスに強く打ち付けたからです。深夜に痛みで目覚め、歩くのも大変でさすがにまずいと思い会社に休みの連絡を入れ、整形外科へ。 先ほどのを原文…

近状報告

ここで記事を書くのがえらく久しぶりとなりました。ボンクラヲタク略してクラヲです。 このだいたい二年ちょい、ひたすらギルクラの二次創作を行ってまして、無事完結しました。LOPをさらに原作寄りにし、友達を武器に戦うへ原点回帰する、という正直不可能…

PSYCHO-PASS3(サイコパス3) 考察と推測 経済をも食らう怪物《ラウンドロビン≒シビュラ》への叛逆 

ラウンドロビン≒シビュラ。 常守朱を筆頭とした明確なシステムへの叛逆。それらの推測をもとにサイコパス3の情報を整理し、劇場版を待つ記事。

『正義』という幻想の終焉:劇場版PSYCHO-PASS SS case 1.罪と罰 考察

はじめに いよいよ始まった劇場版PSYCHO-PASSの映画シリーズ、Sinners of the System。 psycho-pass.com このPSYCHO-PASSシリーズが楽しみで仕方のなかった私は楽しみ過ぎて犯罪係数に関する考察記事をまとめてしまっていたという状況だった。 gckurabe.hate…

PSYCHO-PASS(サイコパス)犯罪係数考察:犯罪すなわち利己心という世界で

はじめに その銃口《システム》は、正義を支配する。 PSYCHO-PASSを一言で語るとしたら、この公式が打ち出したキャッチフレーズが最もわかりやすい。 www.youtube.com 神託の巫女《シビュラ》の名を擁するその機構《システム》は、犯罪係数と呼ばれる独自判…

ガンダムNT考察:人間がテクノロジーで神々《ニュータイプ》へ生まれ変わる時

はじめに ガンダムナラティブ。ガンダムUCファンの皆さんはもうご覧になったことだろう。なにせ正式な続編であり、音楽は澤野博之氏であり、なによりもPVから心を揺さぶられるからだ。 gundam-nt.net www.youtube.com 私はこの作品で主題歌のためにYoutube M…

虐殺器官考察:虐殺(わたし)のことばを阻むことは、誰にもできないー虐殺器官の真の特性について―

(2022/06/20追記)この考察を2022年版にアップデートしました。こちらもよろしくどうぞー 虐殺器官再考察:ジョン・ポールのことばを阻むことは、(権威主義へ回帰させてしまう力があるからいまは)だれにもできない? - ボンクラプログラマーの雑記帳 https://…

ハーモニー考察:イデオローグより愛を込めて ―「男の子」から見えてくるミァハの物語―

ハーモニー、それは「私」、トァンの物語。 そして、その「私」という物語を見せられた僕が見出した物語を、今回はここに示そうと思う。 それは、トァンのイデオローグ、ミァハの物語。 自殺した男の子を思い、世界に復讐を果たした、ミァハの物語。 ハーモ…